
パフェ評論家 斧屋
パフェ評論家、ライター。これまでに4000本以上のパフェを食べました。パフェの魅力を多くの人に伝えるために、雑誌やラジオ、トークイベントなどで活動しています。著書に『パフェが一番エラい。』(ホーム社)など。
谷中「カフェ&バル奥路地九州堂」

東京メトロ千代田線の千駄木駅から歩いて5分ほど。谷中銀座商店街から小路に入ったところにある「カフェ&バル奥路地九州堂」は、今年(2024年)6月にオープンしたばかりのお店です。
昨年まで営業していた千駄木駅近くの「九州堂」が移転し、リスタートした同店。徒歩30秒のところには「谷中銀座店」もあり、現在2店舗が営業しています。

▲桃パフェネオ(2,200円)
今回いただいたのは「桃パフェネオ」。旬の桃をまるごと味わえる一品です。
グラスの上にのせるように桃果肉を盛り付けたパフェを、私は“桃まるごと系パフェ”と呼んでいます。以前から関西や愛知県で多く見かけられるタイプのパフェでしたが、ここ数年は関東でもよく見られるようになりました。見た目のインパクトもさることながら、フルーツパフェの中で随一の人気を誇る桃ということもあり、夏の間はさまざまなお店が個性ある「桃まるごと系パフェ」を提供しているのです。シンプルに桃を生かしているという点では、九州堂の桃パフェは一番“桃まるごと系”らしいパフェと言えるかもしれません。
さて、構成は桃、レモン、佐賀県「風の牧場」のまろやか濃厚生乳ソフトクリーム、自家製桃ジュレ、パイ生地。大ぶりにカットされた甘い桃をほおばる楽しみがあります。ソフトクリームと桃という、あくまで桃を主役にしている点にも注目。余計なものを入れない潔さが良いです。
さらにグラス内のパイ生地によって、パフェが冷たくなりすぎないのも良いですね。口の中(舌)が冷えすぎてしまうと、甘さが感じづらくなってしまうことがありますが、この構成なら最後まで桃の甘さを存分に楽しむことができます。

▲大迫力の桃ちゃん
夜まで営業していて、在庫があれば夜でもパフェは提供可能とのこと。「桃パフェネオ」より小さいサイズの「桃パフェ レギュラー」(1,760円)もあります。入荷状況によりますが、桃パフェは大体夏いっぱいくらいは楽しめそうです。時間帯によっては予約も可能ですので、詳しくはお店のinstagramをご覧ください。
秋以降も季節の食材を使ったパフェを考えているそうなので、何が食べられるのか今から楽しみですね。
「カフェ&バル奥路地九州堂」
住所:東京都台東区谷中3-12-17
TEL:03-5809-0678
https://www.instagram.com/kyushudo
平日:10:00~15:00、18:00~23:00(L.O.22:00)
土日:10:00~22:00(L.O.21:00)
月定休
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