高層ビルのふもとに潜む、昭和47(1972)年創業の老舗焼肉店
JR立川駅は、東京多摩地区でも有数の大きな駅。周辺には商業ビルやシティホテルが立ち並んでいます。
そんなビル街の影で、長年続く老舗飲食店がひっそりと息をするかのごとくあったりするから面白い。
北口から4分ほど歩いてビルの隙間に入り込むと、突如として昭和時代にタイムリープしたかのような佇まいの焼肉屋が現れます。
「慶州苑」。昭和47(1972)年創業の焼肉店とのことなんだけど、本当にこの一角だけ再開発の波を避けて取り残されたかのよう。きっと50年近く前の立川には、こういうお店がいくつもあったんだろうなあ。
意表を突いてくるタレの味!めちゃくちゃ甘いけどクセになる・・・!
そんな慶州苑の名物は、秘伝のタレに漬け込まれたカルビとロース。創業当時から変わらないタレが肉にしっかりと揉み込まれているんですけど、このタレが相当なクセモノなのです。思わず笑っちゃうくらい、べらぼうに甘いんだ!
例えるなら、うなぎの蒲焼のようであり、十勝帯広の豚丼のようでもあり、だけどもちょっと違うような独特の風味。甘じょっぱいけど、甘さの比率が高めな不思議な味。
なので、いわゆる普通の焼肉を想像して食べたらぶっ飛んじゃうこと間違いなし。でも、ここの焼肉はこういう味なんだぞ!と一度インプットしてから食べてみると、あら不思議。カルビの脂身や、ロースの赤身のうま味といい感じに一体化するんですよ。
記憶の中の焼肉と比べたら違和感しかないけど、目の前の肉とタレ自体には何の違和感もない・・・!
そんなカルビやロースを焼き上げたら、再びタレにつけて“オン・ザ・ライス”で一気にかっ込むのが幸せ。いつもだったら「焼肉にはビールでしょ!」なんつって目一杯飲んじゃうけど、このタレのパートナーは間違いなくビールよりもホカホカご飯なんだよな。
これは焼肉っていうより、立川という街が育んだ「慶州苑」っていう食べ物なのかもしれないね。慶州苑じゃないと摂取できない心の栄養素があるのです。
■店舗情報
「慶州苑」
所在地:東京都立川市曙町2-14-12
最寄駅:立川
電話番号:042-526-1719
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