茂木 雅世(お茶もきこ)
幼い頃から急須でお茶を淹れることが大好きだった生粋のお茶っこ。2009年頃からリュックに茶器をつめ、全国各地で急須でお茶を淹れる活動をスタートさせる。 FMヨコハマ「NIPPON CHA・茶・CHA」のDJや連載・執筆などで活動中。著書に「東京のホッとなお茶時間」「東京のおいしいボタニカルさんぽ」。 煎茶道東阿部流師範。 「ホッとするは正義」をテーマに“ホッとすること”を研究中。 公式HP:https://ocharock.amebaownd.com/
古い日本家屋をリノベーションしたあたたかい空間で
京急線大森町駅を降りて徒歩1分ほど。住宅街の中にそっと佇むやさしい空間が今回の目的地、「旅する茶屋」です。
小さなお庭のような入り口から、扉を開くと・・・広がるのは、心地の良い空間。
古い日本家屋をリノベーションしてつくられており、随所に以前住んでいた人の穏やかな暮らしが垣間見えるところにも、キュンとします。
カウンターで出迎えてくれたのは、店主の津田尚子さん。
前職は航空会社で働いており、旅をすることも好きだという津田さんは、現在も国内外問わずさまざまな場所を飛び回り、お茶の魅力とその“やさしい時間”を伝えています。
個性豊かで奥深いお茶の世界を気軽に愉しむ
あたたかな日差しが降り注ぐ店内では、鹿児島や宮崎など全国各地から厳選された多種多様なお茶をはじめ、ラテメニューや甘酒とお茶のコラボレーションメニューなどをいただくことができます。
お茶と一緒にオーダーしたくなる、ちょっとしたフードメニューも豊富。
アイスに熱々のお茶を注いでいただく「茶屋のアフォガード」や、香ばしいお煎餅に熱々のお茶を注ぐ「ごはんのかえる最中」など・・・どのメニューも、日常から離れて心がふわっと高揚する仕掛けが散りばめられています。
この日、私がいただいたのは、「日本茶2種飲みくらべ」と「かえる最中」。
白折やサンルージュ、玄米茶など個性豊かなラインナップの中から、お店オリジナルブレンドの“大森町ブレンド”と“釜炒り茶”の2種を選びました。
お茶に添えられた小瓶の中には、選んだ2種のお茶の葉が。
お茶を飲む前にお茶の葉を直接見て香りを愉しむことができ、だんだんと五感が研ぎ澄まされていく感覚が心地よく感じました。
大森町の人たちの好みにあわせてブレンドしたという“大森町ブレンド”は一口飲んだ瞬間、口の中にまあるい甘味とうま味が広がり、それでいてさわやかな余韻を残して消えていく味わい。
一方で、釜炒り茶は上品に香ばしく、縁側でお日様に照らされているような幸福感のある美味しさです。
お茶とともに味わったのは、お店のロゴにもなっているカエルのかわいい最中。
お店で2度焼きしているという最中は、パリパリッとした食感で、中には季節のジャムがたっぷり挟まれています。(このときは田舎きんかんジャムとあんでした。美味・・・)
気取らずやさしいお茶の味わいとホッとする味わいのスイーツに、いつの間に肩のチカラもふっと抜けていきます。
お茶の持つ“言葉を介さずとも包み込むやさしさ”を改めて感じることができる「旅する茶屋」。
ふらっと美味しいお茶でチャージしたいときにはもちろん、最近なんだか頑張りすぎているかもと感じるときにもぜひ訪れてみていただきたいお店です。
やさしいお茶の時間、ごちそう茶までした。
店名: 旅する茶屋
住所:東京都大田区大森西3-21-15 大森ロッヂ内
営業時間: 13:30~19:30(L.O. 19:00)
テイクアウトのラストオーダーは19:30
定休日:水・木曜日と旅に出ている日
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