ウクライナ出身の大関・安青錦もお気に入りのアットホームなお店

トロペンカは、“かばん”という意味の、巾着型のクレープにチキンなどを包んだ料理。

▲トロペンカは、“かばん”という意味の、巾着型のクレープにチキンなどを包んだ料理。

清澄庭園や江東区深川江戸資料館に近い、秘密基地のような小さなビル。入口のドアを開け2階に上がると、そこには女性らしい手作り感あふれるウクライナの世界が広がっていました。


店名の「ドミウカ」はウクライナ語で“家”・“ただいまと言える落ち着ける場所”といった意味だそうで、お店を切り盛りするのは、日本在住のヴィクトリアさんと、お母様のイリーナさん。


イリーナさんはウクライナで40年のレストランシェフ経験を持つ方で、看板メニューの一つ「トロペンカ」も、単なる家庭料理ではなく、見た目もプロらしい創意工夫にあふれた美しい一品でした。

ウクライナを代表する料理「ボルシチ」。玉ねぎ風味のパン「パンプーシキ」と一緒に食べるのがウクライナ流。

▲ウクライナを代表する料理「ボルシチ」。玉ねぎ風味のパン「パンプーシキ」と一緒に食べるのがウクライナ流。

もちろんビーツを使ったスープ「ボルシチ」や、ジャガイモ、キャベツを包んだ餃子のようなダンプリング料理「ヴァレーニキ」など、ウクライナを代表するメニューの味もバツグン。

日本の餃子に似た「ヴァレーニキ」。タマネギのソースやサワークリームが乗っている。

▲日本の餃子に似た「ヴァレーニキ」。タマネギのソースやサワークリームが乗っている。

お店は相撲の安治川部屋にも近く、こちらに所属する、今年、若干21歳で史上最速の大関昇進を果たしたウクライナ出身の安青錦(あおにしき)も、故郷の味を求めて通っておられるそうです。まさに、大関の力の源のような存在でもあったのは驚きました。

世界的にも名高いカツレツの一種「キーウ風チキン」。

▲世界的にも名高いカツレツの一種「キーウ風チキン」。

ほかにも、タマネギの甘みを練り込んだ焼きたてのパン「パンプーシキ」や、ロシア帝国時代にフランスの高級料理の手法を取り入れて生まれ、ソ連時代に改良された新メニューの「キーウ風カツレツ」も。


ウクライナの首都の名前を冠した、切ると中からバターソースがじゅわっと流れ出る後者は、世界的にも名高く、同国で愛されてきたカツレツの一種でもあります。

ウクライナの伝統的なはちみつ酒「シケラ」。

▲ウクライナの伝統的なはちみつ酒「シケラ」。

また、はちみつと果物、ベリーの発酵だけで作るウクライナの伝統的なはちみつ酒「シケラ」もお店で飲めます。余分なアルコールや砂糖を加えずに作られた自然な甘さが何とも美味しく、豊穣の地ウクライナを日本にいながら体感することができました。

隠れ家のような店構え。

▲隠れ家のような店構え。

こじんまりしたアットホームな店内では、ヴィクトリアさんが盛り上げ役としてウクライナの歌を歌ってくださるなど、一人一人のお客様にウクライナの文化を伝えるサービス精神を発揮されていました。

 

料理の美味しさ、手ごろさもさることながら、日本人にとってもなぜかホッとする、憩いの場所として多くの人々を引き寄せることでしょう。

ドミウカ

東京都江東区白河1-3-1 Beeslow内 2F

050-5868-1744

https://www.instagram.com/domivkaukraina/

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