瀬戸内の海風と恵みを三軒茶屋で味わう至高のローカルイタリアン
三軒茶屋の「瀬戸内バルCollabo」ですばらしいディナーを味わった。瀬戸内の恵まれた素材をイタリアンやバルスタイルで軽やかに仕立てた料理の数々は、どれも素材の良さが際立ち、大満足の夜になった。
イタリア料理のエッセンスを取り入れながら、素材そのもののポテンシャルをストレートに引き出した一皿一皿には、瀬戸内という土地の魅力を東京の夜にそのまま再現しようという真摯な情熱が感じられる。
フレッシュなチーズと薫香が誘う、極上のプロローグ
▲お通しでモッツァレラチーズ
ディナーの口火を切るのは、まろやかなモッツァレラチーズにさわやかなジェノベーゼソースと上質なオリーブオイルを合わせた前菜。フレッシュなミルクの甘みとバジルの清涼感が口いっぱいに広がり、これからの宴への期待感を高めてくれる。
▲燻製親子のポテトサラダ(649円)
続いて運ばれてきた「燻製親子のポテトサラダ」は、スモーキーな香りがふわりと鼻腔をくすぐる大人の味わい。まろやかなジャガイモに薫香の奥行きが加わり、一口ごとに酒が進む癖になる仕上がりだ。
なんと、このポテトサラダの下には半熟の燻製ゆで卵が隠れている。卵を割ると、半熟の黄身がとろりと流れてきて、ポテトサラダと一緒に口に運ぶとえも言われぬマリアージュが広がる。
讃岐の豚と瀬戸内の鮮魚、素材の力強さを味わう
▲香川讃岐オリーブ夢豚の自家製ベーコンと半熟卵のシーザーサラダ(979円)
サラダには「香川讃岐オリーブ夢豚の自家製ベーコンと半熟卵のシーザーサラダ」をチョイス。うま味が凝縮されたオリーブ夢豚のベーコンは噛むほどにジューシーで、とろりとした半熟卵と濃厚なドレッシングがシャキシャキとした新鮮な野菜に密着し、見事な調和を見せる。
▲瀬戸内直送 活〆鮮魚のカルパッチョ(1,529円)
目にも鮮やかな「瀬戸内直送活〆鮮魚4種のカルパッチョ」は、現地から届く鮮魚ならではのプリッとした力強い弾力と繊細な甘みが際立つ。添えられた薬味や柑橘とともに味わえば、一瞬にして瀬戸内の港町の情景が脳裏に浮かぶようだ。
あふれ出す海のうま味、広島産牡蠣と愛媛のしらす
▲広島大粒カキフライ4個(1,276円)/ 1個(319円)
温菜では、やはり牡蠣の存在感が圧倒的だった。「広島大粒カキフライ」はサクッと香ばしい衣を噛み砕くと、中から濃厚でジューシーな牡蠣のエキスがあふれ出す。レモンのキュッとした酸味が、そのうま味をさらに引き立てる。
▲愛媛 釜揚げしらすと海鮮ミックスアヒージョ(バケット6枚付き)(1,089円)
ぐつぐつと音を立てて運ばれてきた「愛媛釜揚げしらすと海鮮ミックスアヒージョ」は、たっぷりのしらすと魚介から染み出たうま味がガーリックオイルに溶け込み、バケットを浸して食べる手がどうしても止まらない。
しらすは見たことのない大きさで異彩を放っている。食べ応えたっぷりの満足感のあるアヒージョだ。
濃厚さと清涼感が同居する、圧巻のメインパスタ
▲徳島 阿波尾鶏と瀬戸内レモンのクリームパスタ(1,529円)
そして、この夜のハイライトとも言えるのが「徳島阿波尾鶏と瀬戸内レモンのクリームパスタ」だ。しっかりとしたうま味を持つ阿波尾鶏と濃厚なクリームソースのコクをベースにしながらも、瀬戸内レモンの爽快な酸味が全体を上品に引き締め、重さを一切感じさせない。イタリアの本場的なアプローチと瀬戸内食材の見事な融合を堪能できる逸品だった。
香ばしく焼き上げられたクアトロフォルマッジとマルゲリータのハーフ&ハーフピッツァまで、すべての料理に妥協のないこだわりが息づいている。
▲ハーフ&ハーフ(クアトロフォルマッジとマルゲリータ)(1,829円)
東京の街にいながら、瀬戸内の心地よい風と豊かな食文化に身を委ねられる「瀬戸内バルCollabo」。素材への敬意と確かな調理技術が交差するこの場所は、何度でも足を運びたくなる特別な一軒だ。
東京都世田谷区太子堂 1-6-9 1F
(東急田園都市線 三軒茶屋駅 南口A 徒歩6分)
月~金:11:30~14:30 / 17:00~翌0:00
土、日、祝日:11:30~15:00 / 17:00~翌0:00
全席禁煙
最寄り駅:三軒茶屋駅
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※本記事は2026年08月07日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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