伝道1  注目すべきは3段スタンドのあとにやって来る◯◯

都会のオアシスでいただくのは、サンドイッチ・スコーン・ペイストリーが並ぶ正統派のスタイル…と思いきや、驚きのポイントはこのあと。それとは別に、バラエティー豊かなシェフ特製のプラッターが登場し「お好きなだけ、お召し上がりください」とティーフーズやペイストリーがまわってくるのです。

要は食べ放題のスタイルなのですが、実はこれ、イギリスの一流ホテルではアタリマエ。アフタヌーンティーが発祥したヴィクトリア時代には「ティーフーズは食べ切れない程用意すること!」という約束事があり、紅茶もフーズも断らないかぎりエンドレス…そんな贅沢な スタイルを日本で堪能できるホテルは、なかなかありません。


伝道2  紅茶を主体にしてティーフーズをセレクトせよ

「えっっ、アフタヌーンティーにビュッフェ乗っけてきたの最強!」と思うのは、まだまだヌン活道の修行が足りぬ証拠。プラッターサービスのメリットは<紅茶とティーフーズのペアリングをとことん味わい尽くすことができる>という点。通常は決められたメニューに合わせて紅茶を選ぶので、どうしてもフーズ主体に選びがちですが、逆に紅茶を主役にしてフーズをセレクトできるところこそ最大の利点。この機会にいろいろなペアリングにチャレンジするべし。

伝道3  国産クロテッドクリーム生みの親

パークハイアット東京をリスペクトする理由は数しれず。

日本のアフタヌーンティー史を大きく変えることになった<国産クロテッドクリームの誕生>はパークハイアット東京のシェフの熱意から生み出されたもの。今から30年近く前の創業当時、スコーンには欠かすことのできないクロテッドクリームは日本にはなく、初代ペイストリーシェフの横田秀夫氏が国内の乳業メーカーに開発を打診。プロジェクトX張りの紆余曲折の末に生み出されたのが<英国デボンシャークリームに限りなく近いクロテッドクリーム>なのです。焼き立てスコーンにたっぷりと盛って召し上がれ。

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