フランス菓子界のレジェンドシェフのお店

オーナーシェフの藤生義治(よしはる)氏は1947年生まれ。パリやウィーンの有名店で修業し、スイスの製菓学校でも学ばれた。さらに、様々な古典のレシピ本にあるお菓子の再現を試みるなど研究熱心な方で、業界のレジェンドのお1人である。

店の看板の上には古典菓子「シャルロット」を模した飾り。「シャルロット ポワール」の名でショーケースに並んでいるので、ぜひお試しを!

フルーティーなふわふわマシュマロと、サクサク食感が不思議な飴

この10年ほどで、日本に「コンフィズリー」が浸透したのは、「フジウ」あってこそだ。私が製菓学校で学んだ20年程前にも、講師としていらした藤生シェフが、既に看板商品だった「ギモーヴ」の作り方を教えてくださった。

「ギモーヴ」は苺、パッションフルーツ、レモン、青りんごの4種類。従来の “マシュマロ”の概念が覆る、フルーティーな味とふんわり食感。ホワイトデーをはじめギフトに大人気の品だ。

藤生シェフが日本で初めて製法を披露した飴が「ボンボンフィユテ」。「フィユテ」はパイ生地の意味で、噛んで味わうとサクサク食感が楽しい。

バターを包んで折ることを繰り返すパイ生地と同じく、飴を延ばし、プラリネを包んで3つ折りにし、これを繰り返す。最後に棒状に延ばして、三角のテトラパック形にハサミで切る。飴は砂糖と水を160℃近くまで炊くが、熱いうちは軟らかく冷えると固まるため、温度管理が肝心だ。

アーモンドプラリネ入りの黄、ヘーゼルナッツプラリネ入りの赤、コーヒー味のヘーゼルナッツプラリネ入りの茶色の3種類。ナッツをキャラメリゼして石のローラーで挽いた自家製プラリネが香ばしい。

可愛らしい箱や袋の絵柄にも注目!

パッケージの可愛らしさにも胸キュンだ。

お店の様々な焼き菓子が樹に実るファンタジックな絵柄の紙袋。小人たちが菓子作りや果物の収穫にいそしむ姿や、フランス各地の伝統菓子を描いた箱や包み紙など、どれも取っておきたい。イラストレーター福永由美子さんの手によるもので、ポストカードやシールなども人気だ。

お菓子を贈れば、パッケージも含めて喜ばれること間違いなし!

 

イートイン席もあり、幸せな時間が過ごせる本店を、ぜひ一度訪ねてほしい。

パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ
  • 所在地

    日野市高幡17-8

  • 最寄駅

    高幡不動

  • 電話番号

    042-591-0121

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