五反田に住んでいる人も知らない穴場?
五反田に住んでいる、あるいは五反田によく行くという人でも、この店を知っている人に出会ったことがまだありません。
でも実は、五反田駅の東口ロータリーを渡った正面にある紳士服の青山が入っているビルの6階にKYODAI MARKETはあるんです。駅前ですよ〜。
そして、見てください。
同じビルにブラジルとペルーの総領事館がある!
ブラジル人、ペルー人御用達のお店であることに、間違いないですよね。
6階に上がって右はお店、左はペルー領事館
エレベーターで6階に上がるとすぐ右手が店の入口。
中に入ると、スペイン語が飛び交い、気分は異国です。
そして入ってみると、、、
未知なる唐辛子の世界!
唐辛子の原産地はメキシコといわれています。
乾燥唐辛子の種類も豊富。
生のハラペニョやハバネロも、手に入れられる機会が増えてきましたが、
例えばアルボル、チポートレ、モリータ、アンチョ、、、ときたらどうでしょう?
チポートレは、熟したハラペニョを燻してから乾燥させたもので、マイルドな辛味。
モリータは、小さなハラペニョを燻製にしたもので、チポートレより辛く軟らかいのが特徴。
アンチョは、スペイン語で「幅広い」という意味で、甘みとマイルドな辛味が特徴。
ポプラノという唐辛子を緑色のうちに収穫して乾燥させたものなんです。
アルボルは、日本の鷹の爪に見た目が似ていますが、旨味と香りが強く、「刺すような辛さ」と表現する人もいるので要注意です。。
どうでしょう?
唐辛子好きだったら、これを読むだけでも試してみたくなりませんか?
乾燥ジャガイモ、おすすめです!
真ん中の段にあるコーヒーシュガーのようなもの、これをみてすぐ何だかわかる方はほとんどいないと思うのですが、実はジャガイモなんです。
名前はパパセカ。
スペイン語でパパがジャガイモ、セカが乾燥、そのまんまですね。
ジャガイモの原産地はアンデス。
ペルーには大きく2種類の乾燥ジャガイモがあり、「チューニョ」と、このパパセカとがあります。
チューニョは、ジャガイモに含まれる毒素ソラニンが多い芋を、天然のフリーズドライ状態にしたもの。夜には凍るほど寒くなり、昼間は暖かくなるアンデスの気候を活かして作られています。
水が抜ける時に、毒素のソラニンも同時に抜けるのだそうです。
スープに入れて食べるのがポピュラーなのですが、以前作ってみたら、軟らかくなるまで戻して食べるにはなかなか手強かったんですよね。
それでいて、う〜ん、そこまで「また食べたい」という感じでもなかったんです。
(ちなみにチューニョも売ってます)
その点、パパセカは、美味しい!
パパセカは、ジャガイモの皮を剥いてから茹で、その後乾燥させています。
特にパパセカ・アマリージャという黄色っぽいパパセカは、栗のような味わいでと〜っても美味しいんです。
おそらく、ですが、日本で言うところの「インカのめざめ」のようなジャガイモが原料だと思うんです、確認できていないのですが。
インカのめざめは、ジャガイモには珍しく2週間もすると皮に皺が寄り芽が出てきてしまうので、長く保存しようと乾燥させたのでは?と思うのです。
水で7〜8時間戻してから使いますが、量が驚くほど増えるので要注意です。
下の写真は、ピーナッツをたっぷり入れた「カラプルクラ」という煮込み料理。
パパセカといえばこの料理、というくらいよく作られるんだそうですよ!
乾燥したジャガイモは、煮込んでも型崩れしないのも魅力。
作ってみたい!という方は、私のホームページにレシピがありますので、ご参照くださいね。
さて、五反田駅前でミニ南米旅行、いかがでしたでしょうか。
KYODAI MARKETには、もちろん乾物以外にも缶詰やお菓子、ソーセージなども売られています。
でも、せっかくなら軽くて持ち帰りやすい乾物も、ぜひ手に取ってみてくださいね。
次回も、KYODAI MARKETの更なる魅力に迫ります。
KYODAI MARKETに行くには、、
東京都品川区東五反田1-13-12 いちご五反田ビル6階602号
TEL:03-3280-1035
- 五反田駅(JR東日本)
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所在地
東京都品川区東五反田1-26
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最寄駅
五反田
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電話番号
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※本記事は2024年04月03日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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