
パフェといえば、少し前までは「喫茶店にある定番メニューの1つ」で、中身の構成も似ているものが多く見られました。しかし最近ではパフェ専門店も増え、各店舗が個性を存分に発揮したパフェをこぞって提供しています。器の中に多彩なお菓子のパーツを美しく詰め込んだパフェは、さながら「食べるアート」とも言えそう。
そんな中でも、一般的にはスイーツに使われないような珍しい食材を使用したり、味と味をかけ合わせたペアリングの面白さが堪能できたりするのが、西荻窪駅から徒歩3分の場所にある「浅煎りコーヒーと自然派ワイン Typica(ティピカ)」です。

同店を営むのは、吉祥寺などで展開しているスペシャルティコーヒー専門店「LIGHT UP COFFEE」の創業メンバーで、2020年にこちらのお店を開いた相原民人さんと、妻の沙季子さん。
夫婦ともに芸術系の大学を卒業しており、アートやモノづくりに造詣の深い二人。食べ歩きも共通の趣味だそうで、それらが丸ごと唯一無二のパフェ作りに生かされています。

同店では、毎月20日頃にパフェの内容が変わります。この日にいただいたのは、「メロンのパフェ2024」(ドリンク付2,700円、6月16日(日)で終売)。
それでは、さっそく紹介していきます!
まず最初に味わうのは、みずみずしさが弾ける甘くてフレッシュなメロンと、それを引き立てるライチのアイス。パフェに使用されるすべてのパーツは自家製で、甘さ控えめに作られており、食材のうま味がす〜っと口の中に広がります。

次にチャイや、若いマンゴーのアイスで甘さやコクを味わっていたら、爽やかな酸味の梅のクランブルが現れ、口の中をさっぱりとリセット。中間層には、サクサクとした食感が楽しいルバーブのコンフィチュールも。
夏みかんのジュレや緑茶のシフォンケーキを食べながら、「単体で大きなサイズでも食べたいな」なんて心を奪われていると......。ここで突如、インドのドーナツ「グラブジャムン」に練り込まれていたカルダモンがふわ〜っと口の中に広がり、心が満足感でいっぱいに。
「美味しいなぁ。んっ、初めて食べる味だけどこれは何? おおお、この味は……!」。次から次へと想像を超えるお菓子のパーツの登場に、驚きとワクワクが止まりません。

6月24日(月)からはメロンに変わり、桃のパフェがスタート。
また、2024年7月には吉祥寺・井の頭公園駅近くにアシェットデセールとパフェ、ペアリングのドリンクが楽しめる姉妹店をオープン予定。気になる方はぜひお店のインスタグラムをチェックしてみてくださいね。
- 当サイト内のおでかけ情報に関して
-
※本記事は2024年06月17日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、掲載している情報に変更が生じる場合があります。最新情報は直接お問い合わせください。
※おでかけの際はマスクの着用、手洗い・手指消毒などを心がけ、感染拡大の防止に十分ご配慮いただきますようお願いします。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。