
パフェ評論家 斧屋
パフェ評論家、ライター。これまでに4000本以上のパフェを食べました。パフェの魅力を多くの人に伝えるために、雑誌やラジオ、トークイベントなどで活動しています。著書に『パフェが一番エラい。』(ホーム社)など。
都立大学「カーピーパーラー」

▲すいかパフェ
東急東横線の都立大学駅から南へまっすぐ8分ほど歩いたところにある「kapi parlor(カーピーパーラー)」。季節のフルーツを、背が低く横に広い円柱形のグラスに盛り付けた、かわいいパフェを楽しむことができます。
店内には、店主が大好きな「スキマスイッチ」さんの曲がいつも流れています(「カーピーパーラー」という店名もラジオ番組でスキマスイッチさんにつけてもらったとのこと)。

▲グラス奥にスイカ割りの棒(チョコ)。チョコチップはスイカの種に見立てて。
さて、今回いただいたのは「すいかパフェ」。スイカは日本の夏の風物詩的存在ですから、私たちの記憶と深く結びついています。このパフェはスイカ割りをイメージした構成で、小さい頃の真夏の思い出が蘇るようです。
そんなパフェの構成は、スイカ、スイカジェラート、塩アイス、棒チョコ、チョコチップ、スイカゼリー、ヨーグルトムース、ミントゼリー。
丸々とカットされたスイカと、スイカには塩ということで、塩アイス。見た目もかわいいこの2つの相性がバツグンに良い。塩アイスがスイカの甘みをぐっと引き立ててくれるのです。そしてスイカ割りの棒のイメージで、棒チョコが立てられています。グラス内は、スイカの色をイメージしてヨーグルトムースやミントゼリーが入っているのだと思いますが、食べ進めるうちに、ヨーグルトムースは入道雲に、ミントゼリーは真夏の青空に見えてきたぞ……。想像力をかき立てられるというか、心の奥のノスタルジーを呼び起されるようなパフェなのでした。

▲秋色パフェ(写真は2022年のもの)
果物の旬に合わせて、パフェメニューは次々と切り替わっていきます。「すいかパフェ」は7月末~8月上旬くらいまでの予定。毎年初夏には「ブルーベリーパフェ」、秋にはほおずきや柿を使った「秋色パフェ」など、珍しいパフェも登場しますのでお見逃しなく。
「カーピーパーラー」
所在地:東京都目黒区中根2-5-10
TEL:03-6459-5895
https://www.instagram.com/kapi_parlor
10:30~18:00
水定休+不定休
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※本記事は2024年07月03日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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