大きなお城に象のすべり台
徳川八代将軍吉宗の頃から続く桜の名所として、新一万円札の顔となった渋沢栄一の旧邸宅があった地としても知られているこちら。児童エリアには大きなお城の遊具があったり、都電や蒸気機関車など懐かしの鉄道にも触れたりできる、大人から子どもまで楽しめるスポットです。
実はここ、筆者が生まれ育った場所からも近くて、幼い頃に母に連れられよく遊んでいました。今は少し離れた場所に住んでいますが、昔からここは変わっていないですね。実に懐かしい風景です。
飛鳥山公園に着き、児童エリアに入ると見えてくるのが、カラフルなとんがり帽子が印象的な大きなお城。階段や石垣を伝って2階に上がり、さらに螺旋階段をあがって3階へ。3階からは大きなすべり台で1階に降りられます。

▲リアルな造形の「象のすべり台」
お城の近くにあるのが、この「象のすべり台」。これも昔から変わってなくて懐かしい!
「象のすべり台」というと、一般的に象の鼻の部分を滑り降りるものが多いのですが、飛鳥山は背中ですべり台を支えています。ほかにも、ジャングルジムやブランコ、うんていなどの遊具が現役で活躍しています。
懐かしの蒸気機関車「D51」や都電の車両が展示している

▲蒸気機関車「D51」
さらに特徴的なのは蒸気機関車「D51」が展示されていること。1943年に製造され、1972年まで190万km以上走行した本物の蒸気機関車です。横からは運転席に入ることができますよ!子どもの頃は、運転手になりきって「蒸気機関車ごっこ」をしたものです。

▲都電の前には「人魚の像」も
蒸気機関車の隣には「都電6080」の車両が展示しています。この車両は1949年に製造され、1971年に引退するまで活躍していました。

▲ノスタルジックな都電の車内
都電の車内に入ってみると、床もベンチも木製で当時の雰囲気がそのまま残っています。思わず写真に収めたくなるほど、タイムスリップしたかのような気分を味わえる、ノスタルジックな雰囲気です。
飛鳥山公園には、このほかにも「紙の資料館」「北区飛鳥山博物館」「渋沢史料館」といった歴史を振り返る施設が多数あり、2023年には児童エリア近くにレストランが新たにオープン。今も昔も変わらず、1日中楽しめる憩いのスポットでした。
- 飛鳥山公園
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所在地
北区王子1丁目
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最寄駅
飛鳥山
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電話番号
03-3908-9275
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※本記事は2024年07月19日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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