かつて24時間営業をしていた、駅近くのラーメン屋

西武池袋線・清瀬駅の南口に降り立つと、ロータリーに面した「らーめん蝦夷」というラーメン屋があります。
こちらはかつて24時間営業をしていて、朝まで飲んでいた人や夜の仕事をしていた人が午前5時過ぎから集結し、店の外まで行列ができることもあったという伝説のお店。
コロナ禍をきっかけに24時間営業こそ終わってしまったけど、現在も朝6時から営業開始するというストロングスタイル。当時の名残なのか、いわゆる“朝ラー”をすすって仕事に向かうような人は少なく、早朝から一杯引っ掛ける人が多いという異様な光景が広がっています。

僕自身も、らーめん蝦夷は早朝にシメのラーメンを食べに行く店、という印象を強く持っていて、今も食べに行ったらやっぱりビールは欠かせません。
瓶ビールもあるけど、いつもジョッキをこれでもかと!と冷やしておいてくれるので、やっぱり生ビールが良いんだよな。しかも酒類を注文すると、サービスにちょっとしたおつまみも出してくれたりなんかして。

この日のサービスは「豆腐サラダ」。ちゃんとお金を取るべきボリューム感だし、これだけで飲めちゃうやつ。
ラーメンを食べずにもつ煮や餃子でチビチビと一人飲みしている人も多いので、何も知らずにラーメンを食べに行ったらお店の雰囲気にびっくりしちゃいそうだ。
名物のカレーラーメンに生卵をドボン!

▲カレーラーメンに生卵をドボン!
そんならーめん蝦夷の名物は「カレーラーメン」。カレーのターメリックが肝機能を高めるからなのか、飲んだあとは無性に食べたくなるんですよね。
しかも、このカレーラーメンに裏メニューの生卵を入れてもらって「月見カレーラーメン」にすると絶品と聞いたので試してみたら、これがうまいこと、うまいこと!

炒めた野菜がたっぷり盛りつけられたカレーラーメンは、激しく湯気が立ちのぼるほどアツアツ。この熱が生卵の白身に火が通り、みるみるうちに白く色づき始めていきます。こりゃあ、早く食べないと!

卵をどっぷりと麺に絡めながら食べてみると、口当たりがまろやかになるだけじゃなく、カレースープがいつも以上に口の中まで運ばれてくるじゃないですか。まろやかでありながらパワフル。これ、すっごく良い!
カレーラーメン自体は、芸術作品のように緻密で繊細なラーメンでは決してないし、日によってのブレなんかも含めて味わうラーメンだと思う。だけど、卵一個でかなり洗練されるんだなあ。
野菜もたくさん食べられるし、ビールも豆腐サラダも食べられるしで大満腹。それなのに、スープにご飯もドボンとしたくなっちゃうようなヤミツキ感。結局午前に食べても、あとは寝るだけって感じに仕上がっちゃうんだな!
■店舗情報
「らーめん蝦夷」
所在地:東京都清瀬市松山1-4-3
最寄駅:清瀬
電話番号:042-493-5188
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