
八木 雄建 (なますてクッキング)
延べ1,000軒を超えるインド料理店やイベントでインド料理を楽しむ会社員。有給休暇は全てインド旅行等のインド活動に捧げる。インド料理を楽しむサークル・社会人インカレー部の代表として食事会やクッキング、日印交流イベント等を数多く主宰。Xアカウント「なますてクッキング」にて、おすすめのインド料理店や、お手軽インド料理レシピ、あまり知られていないインドにまつわるディープな情報を中心にご紹介。
新大久保駅から徒歩2分、「イスラム横丁」の奥にあるハラール食材店

▲軒先でチャイも飲めちゃいます
コリアンタウンで有名な新大久保。近年は、「イスラム横丁」と呼ばれるハラール食材ショップが建ち並ぶスパイス天国なエリアにも注目が集まっています。その中でもひときわ珍しいお店としてご紹介したいのが、「シディークナショナルマート新大久保店」さん。
新大久保駅の改札を出たら、道路の反対側にある薬局の左脇を抜けていきます。すると、「イスラム横丁」と呼ばれるハラル食材店が建ち並ぶ異国感あふれるエリアに入っていきます。
「新宿八百屋」さんを左手に歩きつつ、さらに奥に進んでいくと、マンションの前に英語の看板が目立つお店が見えてきます。
こちらが今回ご紹介するお店です。スパイスや冷凍のハラール肉を購入できるハラール店であり、中では屋台飯やスイーツ、チャイをいただくことができる飲食店でもあるのです。
少量のスパイスを安価で購入できる

▲お手頃サイズのスパイスを格安で購入可
入店してみると、手前がレジで奥側にスパイスやお肉などの食材が陳列されています。スパイスの香りが立ち込めていてやはり異国感あふれる印象です。
スパイスは50g単位の小ロットから、業務用の大きなロットまで幅広く取り扱っています。小ロットなものはお手頃価格で販売しており、例えばクミンパウダーであれば50gで150円と相場の1/3くらいのお値段で購入が可能。インドカレーを作る人にはとてもオススメです。
インドスイーツのバラエティーも豊富!オススメは「ラスマライ」

▲数々のインドスイーツが所狭しと並ぶ
インドスイーツもよりどりみどり。インドスイーツというと、世界一甘いお菓子と言われる「グラブジャムン」に代表されるようにとても甘いイメージがありますが、こちらのスイーツは日本人でも食べられるように比較的甘さ控えめな気がします。

▲濃厚なミルクの味を楽しめるラスマライ
「ラスマライ」(500円)というカッテージチーズをミルクシロップで漬け込んだスイーツはとてもオススメです。
立ち食いイートインコーナーを囲うように飲食メニューが貼り付けられている

▲立ち食いイートインコーナー
店内には立ち食いできるイートインコーナーが…!銀色のカウンターというのがインドっぽくてとても好み。上の壁には飲食メニューが貼られており、ハンバーガーやポテトフライなど軽食メインのラインナップであることがわかります。
その中でも特にオススメしたいのが、写真右側に見える「パニプリ」(500円)。パニプリはインド屋台の代表的な料理の一つで、それを日本で立ち食いスタイルでいただけるのはとてもアツいです!
インド屋台の代表的な料理「パニプリ」(6ピース500円)

▲スパイスの入った緑色のパニ(水)をプリ(スナック)の中に流し込んで食べる
中央のレジでお金を支払ったら、店員さんがパニプリを作ってくれます。
そもそもパニプリとは、スパイスやハーブの入ったパニ(水)を、小麦粉の生地を揚げた丸いプリ(スナック)に流し込んで、それを一口で食べるものなのです。プリは揚がった直後は穴が空いていないので、店員さんに穴を開けてもらいます。
写真はサーブされた直後のパニプリ。ここから、自分で緑色の水をスナックに開けられた穴にスプーンで流し込み、そのプリをそのままパクッと一口で食べるのです。
そうすると、口の中で水が弾け爽快感が味わえるとともに、サクサク食感のスナックを楽しむことができます。最初は不思議な味と食感に戸惑うかもしれませんが、一度食べてみるとやみつきになるかもしれません!
ぜひ、新大久保に来た際には足を運んでみてください。
シディークナショナルマート新大久保店
所在地:東京都新宿区百人町2-9-15
電話番号:03-5937-4037
最寄駅:新大久保
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