“カレー系の国”の食材には、まだまだ未知の乾物が・・・!

小袋でお値段お手頃なスパイスたち、そして未知の乾物も!

▲小袋でお値段お手頃なスパイスたち、そして未知の乾物も!

スパイス類をスーパーで買うのがバカバカしくなってしまうほど、お手頃で充実した品ぞろえなのが「シディーク・ナショナルマート新大久保店」。スパイス好きは、ぜひ足を運んでみてください。(スパイスも乾物!)


この写真、実は上の段にかなりマニアックなものが潜んでいます。


例えば、一番左「GOND」。これは、アカシアの樹液を乾燥させた自然なガムで、ほかにココナッツや乾燥デーツ、ポピーシードや粗糖などを澄ましバターで揚げたものを混ぜているのだとか。


その隣の「JIMUBU」は、ネパールや、インドのヒマラヤエリアで使われる玉ねぎに近いハーブで、英語名はリーフガーリック。豆料理の風味漬けなどに使われるのだそうです。


3番目は「GUNDRUK」。ネパールの発酵乾燥野菜なのだとか。青菜を無塩発酵させた後に乾燥させており、主にスープに使うとのこと。スパイスや海外の食材が好きな私ですが、聞いたこともありませんでした。家に戻ってからネットで調べてみて、その正体が判明しました。


そして胡桃とピーナッツの間にあるのが、「SUPARI」。お店のお兄さんに聞いてみたら、青い葉っぱでほかの何かと一緒に包んでいるスマホの写真を見せてくれました。彼は英語はわかるものの、詳しくは説明ができないようで、私は「葉っぱに巻いて食べるものなんだな」と理解して、購入してみました。

SUPARIの正体は?

正体不明のSUPARIなるものを買ってみた

▲正体不明のSUPARIなるものを買ってみた

こちらをどうやって食べようかと調べてみたら、なんと、噛みタバコの一種らしく、正体はビンロウの実。


噛んでいるうちに赤い汁が出てくるとか、噛むと“飛ぶ”とか、タバコに全く興味がない私にはどうにも使えないことが判明。


ほかの3種類のどれかにしておけばよかった!


でもこのSUPARI、見た目が不思議で、その正体を確かめてみたかったんですよね、食べて。(食べられなかったけど)

お米やお豆もた〜くさん!

お米の種類もたくさん

▲お米の種類もたくさん

一番左に見える、1kg1,400円もする「kalijeera rice」というのは、バングラデシュの香り米なのだそうです。インディカ系なのだけれど、長粒ではなく短粒なのだとか。


隣のジャスミンライスはタイの香り米、私は大好きで常備しています。1kg480円はうれしい価格。


立ち寄った日はその後の予定があり、重いお米は買えませんでしがが、バングラデシュの香り米は近いうちに試してみたいと思います。

豆や全粒粉も大袋でお安い

▲豆や全粒粉も大袋でお安い

ヒヨコ豆やレンティル(レンズ豆)といった日本でも知られているものから、イエロームングダル(皮を剥いた緑豆)、ホースグラムの別名もあるガハットダル、ブラックチャナ(黒ヒヨコ豆)といった珍しいものまでが手に入ります。


ホースグラムは、昔ブラウンレンティルと間違えて購入したことがあります。形が似ているレンティルは水戻ししないで調理できるので、カレーを作るときに野菜と一緒に煮はじめたものの、全く軟らかくならなかった・・・という失敗をしました。ホースグラムは一晩吸水してからでないと軟らかくならない豆なんですね〜。


一番下の段に見えるATTAは、チャパティを作るときに使う全粒粉。インドではチャパティをちゃんと作ることができないとお嫁に行けないと言われるとか・・・。


日本でもおなじみのタピオカは、大袋で売られていましたよ〜。

キャッサバが原料のタピオカパールもこのお値段

▲キャッサバが原料のタピオカパールもこのお値段

Pani Puriを発見!

Pani Puriは店内で食べることもできます

▲Pani Puriは店内で食べることもできます

Pani Puriという料理、ご存じでしょうか?私は数年前にネパール料理店で初めて食べましたが、インドでも人気のストリートフードなんだそうです。


仲が空洞の球体の中に、スパイスやハーブの香りのスープが入っている前菜です。袋に作り方がないので、お店のお兄さんに再び尋ねたところ、油に入れて揚げればOK!とのこと。


早速やってみました。

ただのぺったんこの丸なのに、、、

▲ただのぺったんこの丸なのに、、、

揚げるとまん丸に膨らみます

▲揚げるとまん丸に膨らみます

原材料は、小麦粉、米粉、ターメリック、油、塩だけ。揚げるだけでどうしてこんなふうに膨らむのか不思議!子どもがみたら「わ〜!」って喜びそうです。


揚げたら穴を開けて、そこに何かを入れて(多くはスープ入りのスパイスを効かせたポテトサラダ)食べるものなのですが、このまま食べても美味しいです!

乾物、ではないですが、こんな料理も食べられます!

▲乾物、ではないですが、こんな料理も食べられます!

いすがなくカウンターだけですが、ほかにもこんな料理を食べることもできるし、テイクアウトも可。今回サモサをいただいたところ、具がぎっしり入って美味しかったです!


私が行ったときは、お店の中に日本人は皆無でした。ちょっとした異国情緒も楽しみながら、未知の乾物探しにでかけてみませんか?

シディーク・ナショナルマート
  • 所在地

    新宿区百人町2-9-15

  • 最寄駅

    新大久保

  • 電話番号

    03-5937-4037

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