
パフェ評論家 斧屋
パフェ評論家、ライター。これまでに4000本以上のパフェを食べました。パフェの魅力を多くの人に伝えるために、雑誌やラジオ、トークイベントなどで活動しています。著書に『パフェが一番エラい。』(ホーム社)など。
新御茶ノ水「愛知イタリアンバル アゾート」

東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅(または都営新宿線小川町駅)からすぐ。交差点の角にあるビルの2階にあるのが「アゾート」。一見パフェを出しているとは思えないイタリアン(パスタ屋さん)です。
平日お昼時はビジネスマンでにぎわうあわただしい時間帯なので、パフェの提供は13時半からスタートします。

▲上からの写真も楽しい

▲帽子を取る
さて、8月にいただいたパフェは、「Souvenir de l'été -renvoyer en enfance- 夏の思い出 〜子供時代に返って〜。・・・ユニークな名前のパフェ。
豊田市産のブルーベリーを主役に据えたパフェで、ブルーベリーのアイスやクレープ、カイザーシュマーレン(オーストリア風パンケーキ)が入っています。もちろんフレッシュなブルーベリーの粒もたくさん入っており、まさにブルーベリーづくし。ブルーベリーのイメージが変わるくらい、甘いし香りが良い。
そして同店のパフェの特徴は、愛知県産の野菜がしばしば使われることです。今回は東三河産大葉のロシアンクッキー、そして冬瓜オーギョーチ(冬瓜を台湾スイーツのオーギョーチの味にしたもの)。グラス中ほどに入る、淡い苦味の冬瓜オーギョーチが面白いです。

▲カラフルなメニューボード
いまや野菜がパフェに入ることは、東京では珍しくなくなりました。野菜の香りや食感を効果的なアクセントとして使用した独創的なパフェが次々に生まれています。アゾートのパフェはその代表例といえるでしょう。
9月のパフェはイチジクとナスが楽しめます。イチジクとナス、実は似ている点がある面白い組み合わせ。4年連続で登場している、同店の定番パフェの一つです。今後もどんな野菜がパフェと出会うのか、楽しみです。
「愛知イタリアンバル アゾート」
住所:東京都千代田区神田小川町2-1 日米商会ビル2F
TEL:03—6811—0622
https://www.instagram.com/azoto_italian_restaurant
パフェ提供時間 平日:13:30~14:30L.O. 18:00~20:30L.O.
土日祝休 ※月一回土曜日にパフェデーあり。

▲いちじくとナスを使ったパフェ(画像は2022年のもの)
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