赤羽橋交差点に設置されている、やや特殊な信号機

8~20時、左・左斜め矢印点灯

▲8~20時、左・左斜め矢印点灯

赤羽橋交差点は、国道1号、都道301号、都道319号が交差する規模が大きい複雑な五差路です。


ここでは、国道1号の北進車向け(五反田(南)方面から日本橋(北)方面へ向かう車)の信号機に目を向けてみましょう。交通量が非常に多い複雑な形の交差点で、正直私は運転したくない交差点です(笑)。


この交差点の北進車向けの信号機は、なんと3灯式の青・黄・赤の信号機の下に4方向の矢印が設置されています。左折・直進・右折の3灯式の矢印であれば、ある程度の大きな幹線道路の交差点で見かけることはありますが、4灯式となるとそうそう見かけるものではありません(ほかには栃木県、熊本県等で事例があります)。


五差路の信号交差点は全国各地にあれど、その大半は路地の小さい道路がたくさん交わったに過ぎない交差点が多いのが現状。ここのように4灯式矢印を使って、多方向に多くの交通をさばかなくても良いためです。

8~20時、右斜め矢印のみ点灯

▲8~20時、右斜め矢印のみ点灯

大都会なだけあって、都内ではここのほか四谷三丁目や池袋などでも見ることができます。この4灯式矢印がある側は左折・斜め左(直進に近い)・斜め右・右折の4方向に進むことができ、それぞれに向けての矢印が設置されています。


さらにこの交差点がユニークなのは、8~20時までは右折禁止のため右矢印は点灯せず、20~8時の夜間・早朝は右折可となり右折矢印が点灯するという点。時間帯で信号のサイクルが変わります。

8~20時、青点灯

▲8~20時、青点灯

折角4つも矢印が設置されているにも関わらず、左折・左斜め・右斜めを同時に進めるタイミングもあり、その際は青が点灯したりします。車が交錯しないようさまざまな工夫がされているので、見ていて全く飽きない交差点です。東京タワーを背景に、この信号サイクルの流れを1時間くらいぼんやり眺めるのも楽しいかもしれません。


ちなみに私は、2019年に1時間ほど粘ってここの信号機をじっくり撮影しました。東京タワーが本当にきれいに見える交差点なので、傍目には東京タワーを撮影していると思われたはず。信号機を撮影しているとは思われないでしょうね。


私はまだ東京タワーに登ったことがないので、登った暁には、この交差点を上からぜひ見てみたいと思っています。

東京タワー
  • 所在地

    港区芝公園4-2-8

  • 最寄駅

    赤羽橋

  • 電話番号

    03-3433-5111

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