
パフェ評論家 斧屋
パフェ評論家、ライター。これまでに4000本以上のパフェを食べました。パフェの魅力を多くの人に伝えるために、雑誌やラジオ、トークイベントなどで活動しています。著書に『パフェが一番エラい。』(ホーム社)など。
蔵前「dial presented by ENUOVE」

▲「パルフェ/シャインマスカット」
都営大江戸線蔵前駅から徒歩7分、隅田川を背にした建物の1階に、緑色を基調とした外観のカフェがあります。2024年1月にオープンした、「dial presented by ENUOVE(ダイアル プレゼンテッド バイ イノーヴェ)」です。
ブライダルリングブランド「ENUOVE(イノーヴェ)」プロデュースの、“対話”をコンセプトにしたカフェ。対話のヒントとなるカードを選んで、二人で対話を楽しみながらデセールや紅茶を堪能することができます。
でもこのお店、実は一人でも気軽に利用できるお店なのです(逆に私は一人でしか行ったことがないのです)。カウンター席ならパフェが作られるところをじっくりと眺めることもでき、提供されたらパフェとゆっくり向き合って、さながら“パフェと対話”しているような時間を楽しめます。

今回いただいたのは「パルフェ/シャインマスカット」。10月末くらいまでの提供予定です。
パフェの構成は上から、ココナッツのメレンゲ、山梨産シャインマスカット、ココナッツアイス、ヨーグルトクリーム、青のりのサブレ、茨城産シトラスキャビア、バジルとオリーブオイルのアイス、ヨーグルトとライムのパンナコッタ、エルダーフラワーとレモングラスのジュレ、シャインマスカットとへベス(宮崎産柑橘)のマリネ。シャインマスカットを主軸に、さまざまな香りをまとったパフェです。
パフェ界ではここ最近、青のりをちらほら見かけるようになりました。独特の香りがパフェの展開の中で良いクセントになりますね。
「シトラスキャビア」という柑橘は主に料理で用いられる食材で、プチッと弾ける食感、そして酸味と香りが広がる面白い食材です。
バジル強めのオリーブオイルアイス、ライム、レモングラス、へベスと、香りや酸味の担当が次々に登場します。一つ一つの食材と対話するように、ゆっくりとパフェを体験していく至福の時間でした。

▲左がヘベス、右がシトラスキャビア。
果物の入荷状況にもよりますが、大体2~3カ月でパフェのメニューは切り替わります。季節の果物を使いつつ、ちょっと珍しい食材も入ったパフェがまた登場するかもしれません。今後も目が離せない、楽しみなお店です。
「dial presented by ENUOVE」
住所:東京都台東区駒形2-1-20
TEL:03-3847-0266
https://www.instagram.com/dial_kuramae
10:00~19:00(L.O.18:00)
※土日祝のデザート提供は13時から。
火曜定休
- dial presented by ENUOVE
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所在地
台東区駒形2-1-20 1F
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最寄駅
蔵前
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電話番号
03-3847-0266
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※本記事は2024年10月26日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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