東京都の鳥「ユリカモメ」を模した噴水

日本初の都市計画により誕生した洋風の近代的な都市公園である「日比谷公園」。「日本の都市公園100選」をはじめとする、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」や「日本の歴史公園100選」にも選出されるほどの、日本屈指の公園です。


約16万平方メートルの面積を擁する園内には、3,000本以上の背が高い木々のほか、さまざまなイベントを年間を通じて開催できる大規模施設や、2つの洋風花壇と2つの池があります。一年中絶えることのない季節の花々に彩られる公園は、都会の貴重な緑のオアシスです。 

噴水天国とも言われるほど噴水で有名な同園内には、噴水好きにはたまらない 5つの噴水があります。中でも、注目していただきたいのが、公園南西角の「かもめの広場」にあるカモメの噴水です。都道府県の樹木が植えられた「郷土の森」の中にあります。


噴水の中央にあるのが、淀井敏夫氏による「鷗」と題されたユリカモメのオブジェです。この作品は「うかぶ雲、海鳥たちの訪れ、時の流れを告げる古い貝殻」をイメージしています。ライトアップされる夜の雰囲気は、都会にいることを忘れてしまうくらい幻想的です。

《噴水指数》※各5点満点

華やかさ         4.5

さわやかさ       4.0

インパクト 3.5

ムード           3.5

ハーモニー       3.0

造形美(彫刻,水)   3.5

総合影響力       3.6


何羽ものカモメが力強く羽ばたく姿がそう思わせるのでしょう。まるで、目の前でカモメが飛んでいるかのような臨場感があります。そのように感じさせるのは、この噴水がもつ「華やかさ」です。軽やかさが伝わる繊細な彫刻と、それを取り囲むように噴き出される水の勢いが相まって、オブジェが宙に浮いているような感覚さえ持ちます。


「さわやかさ」もこの噴水の魅力の一つです。噴水を覆うように植樹された木々。噴水を取り囲むように設置された花壇の花々。中央のオブジェとのつながりを感じさせるように噴き出される水。そして、清潔感のある造形美。違和感を感じさせないこれらの一体感は見る人に心地よい感覚をもたらせます。


また、「他人の言動に振り回されてしまう・・・」と悩んでいる人にもオススメ。感情にまかせてしまうと冷静な判断をすることができません。大切なのは、深く考えて、しっかりと自分の目で物事を確認していくことです。この噴水は、気持ちを落ち着かせ、心に余裕をもたらせてくれることでしょう!


日比谷公園

所在地:東京都千代田区日比谷公園1

電話番号:03-3501-6428

日比谷公園
  • 所在地

    千代田区日比谷公園1-6

  • 最寄駅

    日比谷

  • 電話番号

    03-3501-6428

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