日本橋「nib」

季節のカカオパフェ

▲季節のカカオパフェ

東京メトロ東西線の日本橋駅または茅場町駅から徒歩5分、昭和初期の名建築の一つである日証館の1階に「teal」があります。季節のパフェで有名ですが、今回ご紹介するのは同じ建物の1階にあるラボ「nib(ニブ)」。シェフの眞砂翔平氏がさらなるカカオの探究のため、昨年(2024年)12月末にオープンしたお店です。


1月になり、いよいよパフェを含むコースもスタートしたので、早速体験してきました。

自分でカカオ豆をロースト

▲自分でカカオ豆をロースト

まずは、カカオ豆を自分の手でローストします。だんだん色が変わって、パチッとはじけます。十分にローストできたら、すり潰して、中のカカオニブを小菓子にのせて食べてみます。香ばしい香りと食感が楽しい。

小菓子にカカオニブをのせて。ほかにも、カカオをさまざまな形で使用した小菓子が4種いただけます。

▲小菓子にカカオニブをのせて。ほかにも、カカオをさまざまな形で使用した小菓子が4種いただけます。

小菓子とカカオティー、そして箸休めの柚子とカカオシャーベット(山椒のムース)をいただいたあとで、パフェの登場です。


アイスの上から削りかけるチョコレート。「追いチョコ」できます

▲アイスの上から削りかけるチョコレート。「追いチョコ」できます

「季節のカカオパフェ」の構成は、上からチョコレート、サフランとカカオパウダーのアイス、カカオの泡のメレンゲ、ティムトペッパーのシャーベット、イチゴ、「カカオパルプあん」がかかった、カカオ出汁で煮込んだイチゴ、すぎとカカオのムース、カカオ出汁のゼリー、イチゴとカカオパルプのマリネ。すりたてのチョコレートを“追いチョコ”することができます。追いチョコ、大変おいしい。


チョコレートで始まりつつも、チョコにとどまらないさまざまな形態でカカオを使ったパフェで、カカオパルプのさわやかさ、カカオ出汁の豊かな香りを堪能できる軽やかな一品です。

店頭におかれた蒸留器

▲店頭におかれた蒸留器

店内の壁にはカカオが塗り込まれていて、湿気のある日にはけっこう香るとのこと。また、香りの展示もされており、蒸留器やら何やらいろんな器具も置かれていて、理科実験室にいるような気持ちになります。面白い。


パフェコースは2月いっぱいは継続予定とのことで、その後コース仕様が変わっていく可能性があります。いずれにしても、眞砂シェフのカカオ探究はこれからも続いていくことでしょう。

お店の片側には、「香りの展示」もされていて、いろんな香りを嗅いでみることができます

▲お店の片側には、「香りの展示」もされていて、いろんな香りを嗅いでみることができます

「nib(ニブ)」


住所:東京都中央区日本橋兜町1-10 日証館1F

TEL:03-6206-2568

https://www.instagram.com/nib_tokyo/

10:00~18:00

※1月現在、「カカオのパフェコース」は10時、12時、14時、16時からの予約制。

水曜定休

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