美食観光の国!今脚光を浴びるペルーの料理に舌鼓

オードブルのカウサ・レジェーナ(右)とセビーチェ。そしてピスコ・サワー。

▲オードブルのカウサ・レジェーナ(右)とセビーチェ。そしてピスコ・サワー。

ぺルー料理といえば、味は良いのにちょっとあか抜けない料理、という印象がかつてはありました。しかし今や、首都リマは名店が軒を並べる美食の街に変貌。ペルーは世界で最も美食観光に成功した国として脚光を浴びています。


そんなペルーは、もともとインカ帝国の伝統を受け継いだジャガイモやトマト、トウガラシといった重要な農作物の原産地。また先住民と、スペインや中国、日本、アフリカなど移民の文化が混ざり合ったフュージョン料理のメッカでもあり、ポテンシャルの高さはお墨付きだったのでした。

ペルー愛に満ちた、開放感のある「アルド」麻布台ヒルズ店の店舗

▲ペルー愛に満ちた、開放感のある「アルド」麻布台ヒルズ店の店舗

さて、そんな「新しいペルー料理」のムーブメントは東京にも波及し、現在では世界的に評価されているペルー料理レストランが登場するなど高級化。鶴見の南米人街にあるペルー食堂で気軽に食べるものだと思っていた時代が噓のようですが、現在ではスタイリッシュ&リーズナブルな良いところ取りのペルー料理レストランも登場してうれしく思っています。


そんなお店の一つが、2024年、麻布台ヒルズの開業とともにオープンした「ALDO(アルド)麻布台ヒルズ店」。表参道店とともに高級感あふれる雰囲気なのに、ペルーの代表料理を4,000円台からのコースで堪能できます。

メインの「ロモ・サルタード」。エビのクリームソースも選べる。

▲メインの「ロモ・サルタード」。エビのクリームソースも選べる。

ペルー出身で日系三世のオーナーシェフ、アルドさんのペルー愛あふれた料理はやさしい味わい。ペルー料理を初めていただく同行者も大感激していました。


まずオードブルは、日本の刺身をヒントに発展した「セビーチェ」と、アヒ・アマリージョという辛くない黄色いトウガラシのペーストで色づけしたジャガイモと鶏肉のオードブル「カウサ・レジェーナ」。お供にはペルーの国民的なカクテル「ピスコ・サワー」がピッタリです。


そして、トマトとペルーの健康食材キヌアがたっぷりの「ソパ・デ・キヌア」に続き、ペルーの中国移民が発案したとされる牛肉のしょうゆ炒めとフライドポテト、トマトが一体化したメインの「ロモ・サルタード」が続きます。

牛の胃袋の煮込み「カウカウ」と、「カラブルクラ」。マチュピチュ遺跡の形を模したごはん

▲牛の胃袋の煮込み「カウカウ」と、「カラブルクラ」。マチュピチュ遺跡の形を模したごはん

当初はポーションが小さいのかなとアラカルトで注文した、牛の胃袋の煮込み「カウカウ」と乾燥ジャガイモと豚肉の煮込み「カラブルクラ」。しかし提供された頃には、もうお腹いっぱい。もちろん美味しくいただきましたが、残った分はテイクアウトを快く受け付けてくださり、安心しました。


ピラミッド型に盛りつけられていると思ったごはんは、実はインカ帝国のマチュピチュの遺跡を模したもの。味だけでなく、見た目からもペルーを感じられるお料理の数々でした。


入口でかわいいビクーニャがお出迎えしてくれ、店内の壁には特大のマチュピチュの写真が飾られるなど、ペルーを旅した気分になれるお店です。ぜひ、プチトリップ気分で訪れてみてください。

 

ALDO アルド 麻布台ヒルズ店

東京都港区麻布台1丁目6−19 タワープラザ3階

電話番号: 03-5797-7873

https://www.azabudai-hills.com/shop_list/0097.html

麻布台ヒルズ
  • 所在地

    港区麻布台1-3-1、他

  • 最寄駅

    神谷町

  • 電話番号

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