日本とイタリアの厳選素材による高品質な北イタリア料理をリーズナブルに提供

▲創業者兼オーナーのアサフ氏(右)とグラナート氏(左)
東京メトロ赤坂見附駅より徒歩1分の場所にオープンした「Serafina NEW YORK (セラフィーナニューヨーク)赤坂店」。「東京は、洗練されたレベルの高いイタリアン・レストランが多い。丸の内店、さいたま新都心店に続く3店舗目のセラフィーナ赤坂店でも、厳選素材による高品質な北イタリア料理をお届けしたい」という、創業者兼オーナーのヴィットリオ・アサフ氏とファビオ・グラナート氏の想いが詰まったお店です。
筆者が訪れたメディア公開日にあわせて両名も来日。お店の雰囲気とお料理を一足早く味わってきました。

▲赤坂店限定のメインディッシュ「熊本県産"赤牛"のグリリア チーマデイラーパ(菜花) ピエモンテーゼ」

▲スパゲッティーニ・アイ・リッチ・デ・マーレ 生雲丹のアーリオ・オーリオ
今回いただいた料理は、日本の新鮮な食材をイタリアンに活かした、春らしいメニューが印象的でした。「和食が好き」というお二人の意向、もしくは総料理長の東矢直人シェフのアイデアでしょう。
たとえば前菜の「富山県産蛍烏賊 新玉葱のフォンダン」や「不知火デコポンとストラッチャテッラ」、またパスタの生雲丹のアーリオ・オーリオや、”赤”にちなんだという、赤坂店限定のメインディッシュ「熊本県産”赤牛”のグリリア」、デザートの「栃木県産苺”しもつけ貴婦人”のティラミス」。

一方で、生ハムや、スペシャリテのピッツァ「タルトーフォ・ネロ」には黒トリュフ、精製度の高い軟質小麦などイタリア産が鉄板の高級食材も。ニューヨークの本店にもないであろう、日伊合作のようなオリジナルメニューが魅力的でした。
イタリアのミラノ育ちのアサフ氏とトリノ育ちのグラナート氏は、ともにニューヨークに渡り、そこで出会った友人同士。1994 年に彼らの乗った小さな帆船が遭難し、この難局を生き延びたらレストランを開こうと約束したことからパートナーシップが始まったそうです。記念すべき第1号店は、マンハッタンのアッパーイーストサイド79番街に開いたピッツァ専門店でした。
もともとナポリなどイタリア南部からの移民による厚い生地が多い米国の“ピザ”(昔は「トマトパイ」と呼ばれていた)に対して、セラフィーナのピッツァは北イタリア式のサクサクした薄い生地が特徴です。

▲アンティパストミスト 旬前菜の盛り合わせ
「カジュアルでクールな雰囲気、魅力的なサービス、家庭的なイタリア料理に独創的なアレンジを加えた」というモットーが、セレブリティ、特にアル・パチーノやレディ・ガガ、レオナルド・デカプリオらイタリアの血を引くスターにも愛されるように。そして日本をはじめ、ベネチアなど本国イタリアにも進出する世界展開のレストランになったのでした。
赤坂見附駅から近い大通りの路面にある赤坂店は、東京のオフィス街とニューヨークの高級住宅街のレストランが隣り合わせになったような、ちょっと不思議な空間ですが、5品のコース料理が4,980円~、ランチセット1,400円~と、値段は意外とお手頃。気軽におしゃれに海外気分を味わえる場所です。
セラフィーナ赤坂店
050-5595-9003
https://serafina.asia/akasaka/
- 当サイト内のおでかけ情報に関して
-
※本記事は2025年03月31日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、掲載している情報に変更が生じる場合があります。最新情報は直接お問い合わせください。
※おでかけの際はマスクの着用、手洗い・手指消毒などを心がけ、感染拡大の防止に十分ご配慮いただきますようお願いします。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。