久米川の玄治で、今宵も大変に上機嫌

東村山市・久米川の静かな路地裏にひっそりと佇む名店「玄治(げんじ)」。
お店の暖簾をくぐると、まず目に飛び込んでくるのは、大きな笊(ざる)。
そこには、店主のセンスが光る魅力的なメニュー札が一品一品並び、これから始まる酔い時間への期待を高めてくれます。
まずは一杯目のビールでスタート

ビールとともに始まる、玄治の酔い時間。 グラスに注がれた一杯目の喉ごしがたまりません。

ビールとあわせて選んだのは、春の息吹を感じさせる「筍の炙り焼き」。香ばしく焼き上げられた筍に添えられたふき味噌のほろ苦さが、口の中で季節を彩ってくれます。

続いて提供された「ちくわの磯辺揚げ」は、青海苔の香りが立ちのぼる、シンプルながら侮れない一品。ビールとの相性がバツグンで、ついつい箸がのびてしまいます。
素朴な素材の妙

「焼きタマネギの丸ごとぽん酢」は、玉ねぎの甘みとポン酢の酸味のバランスが絶妙で、思わずうなる美味しさ。

▲酒肴が次々と心をほどく
そして個人的に今回の隠れた主役だったのが、「新じゃがの唐揚げ」。カレー風味の衣がサクッと香ばしく、熱々でホクホクの新じゃがが味わえる逸品です。

「鮭の焼き漬け」も、日本酒の杯を進めてくれる絶品です。
〆の蕎麦はまるで芸術作品

本日の蕎麦屋酒のラストを飾るのは「海老ちらし蕎麦」。
生の桜海老の天ぷらをちらした目にも美しい逸品。

サクサクの食感と桜海老の香ばしさ、蕎麦の喉ごしが三位一体となり、心地よい余韻を残してくれます。

丁寧な手仕事と温もりに包まれて 「玄治」は、気取らず、それでいて確かな技とセンスで、蕎麦屋酒の魅力を存分に楽しませてくれるお店です。
久米川で、蕎麦屋酒を愉しむ際にはぜひ良い時間をお楽しみください。
本日もお昼間より大変に上機嫌。
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