日光天然氷使用、パティスリーならではのかき氷を探究

初夏~初秋頃に登場するかき氷は、2024年より日光「三ツ星氷室」の天然氷を使用。11時~ラストオーダー16時半まで、店内またはテラス席でいただける。
温暖化で今では貴重となった天然氷に向き合い、研究を重ねる浅見氏。氷削り機を新たに購入し、刃の角度や交換頻度にも配慮。最後まで冷たさを保つステンレス製の碗も採用した。
2025年新作の「ダブルチェリーのかき氷」は、甘さと酸味のバランス、そして弾けるような食感が魅力のフレッシュなアメリカンチェリーを周囲に並べ、中にも忍ばせる。上にのせたほのかなベルガモット香の生クリームに添えるアマレーナチェリーは、杏仁のような香りの洋酒アマレットとオレンジリキュール漬け。別添のフランボワーズソースと練乳ソースで、味の変化も楽しめる。大人っぽく華やかな一杯だ。

もう一つの新作が「宇治抹茶と苺のかき氷」。抹茶と生クリーム、練乳を合わせたシロップは抹茶ムースを思わせる上品さで、イチゴの甘酸っぱさと好相性。ベルガモット香る生クリームに、キャラメルソースのほど良いビターさがアクセントに。和の甘味処の宇治金時とは異なる、パティシエならではの味わいだ。
以前から人気のイチゴや甘夏に、夏には旬のメロンや桃を使ったかき氷、9月初めには、モンブランやティラミスなどのかき氷も考えているそうだ。
曜日限定、季節のフルーツを使ったパフェも続々登場

通年提供のパフェは「苺ミルフィーユパフェ」や、夏季限定の「パフェ・ド・エテ」など季節で変わる全5種類。アイス2種と果物が楽しめる上、さまざまなパーツが集まり豪華絢爛だ。「マラクジャとマカダミアのパフェ」は、“マラクジャ”ことパッションフルーツがさわやかなシャーベットと、まろやかな甘さと香ばしさのマカダミアナッツのアイスクリームに、マンゴーパッションのパート・ド・フリュイ、カットしたチーズケーキやその時々で変わる焼き菓子の生地、バニラのさやを模したチョコレートなど、盛り沢山だ。

パフェは曜日限定で、日曜13時~、火曜11時半~、ラストオーダー16時半。天気の良い日曜は特に人が多い。
幸せを運ぶ鳥としてアルザスで愛されるコウノトリが当地の伝統菓子「ブレッツェル」をくわえた店の看板が象徴するように、街に幸せを届けてくれている。
- パティスリーヨシノリアサミ
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所在地
豊島区巣鴨3-23-3ハウス桃李1F
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最寄駅
巣鴨
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電話番号
03-5980-7674
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※本記事は2025年06月23日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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