トウモロコシの乾物?

JR五反田駅前ロータリーを渡った正面のビルの6階にあるKYODAI MARKETには、南米の食材がズラ〜リ。


前回は、いろいろな種類の乾燥唐辛子と、じゃがいもの乾物についてご紹介しました。

→その1はこちらからご覧ください。


今回は、トウモロコシの乾物のご紹介です。

日本のトウモロコシのイメージとはかなり違う、、、

日本では、トウモロコシは夏に茹でて食べるのが基本。


醤油の香りも香ばしい焼きトウモロコシなど、生のトウモロコシを調理して食べますよね。


KYODAI MARKETでは、乾燥トウモロコシを買うことができます。


南米では乾燥ものを使うことも多いんですよね。


日本のトウモロコシとは違って、一粒が親指の先くらいもあるものや細長いものなどが並び、色も黄色くないんです。

 

例えば「チュルペコーン」は、2cmくらいの長さ。


ポップコーンのように、フライパンに薄く油を引いて炒め、はじけたらおつまみに。

塩胡椒を振るだけでもビールのつまみにいいですよ〜。

 

モテコーンは、チュルペコーンと同様にしておつまみにする他、じっくり煮てスープの具にもするのだそうです。

タコスの皮の原料にもなる、MASA

白っぽいのも、青(AZUL)っていうよりむしろ黒いのもある

▲白っぽいのも、青(AZUL)っていうよりむしろ黒いのもある

そして、MASA。トウモロコシの粉です。


トウモロコシをアルカリ処理(ニシュタマリゼーション)してから、洗って、茹でて、種皮を剥いて粉にしています。


この処理方法は、紀元前2000年のオルメカ文明の頃にすでにあったのだそう!


この技術によって、南米でトウモロコシが主食になったと言われます。


1)ナイアシン(ビタミンB3)欠乏症を防げる

2)生地にまとまりやすくなる

3)消化が良くなる


大航海時代にスペイン人がトウモロコシを持ち帰って栽培したものの、この処理方法を知らないばかりに、ナイアシン不足によって発疹、下痢、認知症などの症状が現れる「ペラグラ」という病気が流行したのだそうです!


日本でも人気のタコスの皮は、このMASAで作ります。


実は私、30年くらい前にトルティーヤプレスを買って、タコスの皮はMASAで手作りしていました。


久しぶりに作ろうか、と思い、MASAを買ってきました。


メキシコ料理が好きな人は、ぜひ一度タコスの皮からの手づくりに挑戦してみてはどうでしょうか?


子供と一緒に作るのも楽しいですよ!

JR五反田駅東口ロータリー
  • 所在地

    品川区東五反田1丁目

  • 最寄駅

    五反田

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